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校長メッセージ

平成22年度 卒業式 式辞

学校法人内藤学園、東京ゴルフ専門学校を代表してご挨拶申し上げます。

学校教場に吹く風や、芝生に照り映える光、飛び交う野鳥達の姿にも春の息吹を感じる今日、ここに第18回卒業証書授与式を挙行出来ますことは、関係者一同にとって大きな喜びであります。

ご来賓の皆様、ご父兄の皆様、本日はご多忙の中、ご列席を賜りありがとうございます。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

本校は、ゴルフ専門技術者の養成機関を主たる目的として、1990年に初代理事長 内藤幸一の手によって開校されました。
ゴルフ専門学校の必要性を強く説いたのは私ですが、「何事も始めは難しい」との例にもれず、文部省の認可は大変厳しく、学校教場の充実すなわち「21GCを学校の財産に」し、「ゴルフを通しての教育で、人は成長し社会貢献もできる」との訴えが決め手となり数年の審査を経て、我が国初のゴルフ専門学校として誕生したのです。

その甲斐もあり、昨年までに300名の専門技術者、即ち『ゴルフプロフェッショナル』が本校を巣立ち、ゴルフ関連業界で活躍しているのはご承知の通りです。

21年もの間、学校をご支援し続けて頂いた皆様方に、この場をお借りて深く感謝申し上げます。

今日、ここに卒業生の皆さんはゴルフ学科の全課程を修了され、『卒業証書』と同時に、『ゴルフ専門士の称号』を得、更に『教育管理者』となりました。心より「おめでとう」と申し上げます。

また、特に努力し『ジュニア指導員認定書』を手にした皆さん、更に卒業論文『特別賞』や『皆勤賞』『精勤賞』の栄に輝いた皆さん、本当に良く頑張りました。ここに敬意を表したいと思います。

さて、卒業生の皆さんは、2年前この部屋で入学式を行い『ゴルフ学』の学習をスタートされました。入学式の際にも、この壁にあるトム・ワトソン氏の言葉を目にされたと思いますが、2年間の学習を経て、今改めて読み返して皆さんはどう感じますか?

「エチケットが書かれていない」また「確かゴルフは審判員のいない唯一のスポーツでは?」と気づくでしょう。

私が、トム・ワトソン氏の言葉に出会って20年経ちますが、読み返す度にその重みと偉大さを感じます。

どうか皆さんもこの言葉を今日新たに胸に刻んで、自らがゴルファーの手本となるとともに、多くの人々に次のように紹介して欲しいと思います。

そこで、こんな風に紹介してはどうでしょうか?
ゴルフに特に大切なことは、

  1. ゴルフは、ルールブックの内容(第一章 エチケット、第二章 用語の定義、第三章 ゲーム)に従ってプレーするものです。
  2. ゴルファーと呼ばれる人は、審判員でもあるのです。
  3. うっかり反則を犯してしまったと気づいた時には、その時点で自ら申し出ることです。

この3つを心がけ『いつでも、どこでも、誰とでも』誠実にプレーをすれば、あらゆる人がゴルフを通じて、人間としても成長できるのです。
と、私は解釈しています。

これをあえてここに述べるのは、現在我が国のゴルフ界は二つの大きな話題と課題に直面しているからです。
その一つ目は、急速に進む日本の少子高齢化の中で、団塊の世代の定年退職に伴う「2015年問題」です。これによりゴルフ人口が減少するのではないかという、暗いニュースがあります。

ただ一方で、2016年にブラジルのリオデジャネイロで開催されるオリンピックに、112年ぶりにゴルフが競技復活するという明るいニュースもあります。

そこで、ゴルフプロフェッショナルになられた皆さん、皆さんの出番は必ずやってきます。

是非この二つに真正面から取り組み、其々の得意分野で存分に力を発揮し、ゴルフへの感謝の気持ちと存在感をアピールして下さい。
そして迷った時は、トム・ワトソン氏の言葉を思い出してみましょう。
必ず道は開けます。

結びにあたり、私の好きな元東大野球部監督 神田順治先生のお言葉を送りたいと思います。

スポーツの理想

明快な判断
てきぱきとした決行
ためらいも曇りもなく
心がいつも青空のように晴れていて
広々していること

これがスポーツの理想である

今日まで見守り応援して下さった方々の感謝を忘れず、健康に留意し、笑顔で理想のスポーツゴルフの道を歩んで行って下さい。

私たち 役員一同、東京ゴルフ専門学校をさらに発展させることをお誓いし、皆さんの更なる成長を心から望み、これからも応援し続けます。

皆さんの前途に幸多かれと祈り、式辞といたします。

平成23年3月5日
学校法人 内藤学園 東京ゴルフ専門学校
理事長・校長 内藤裕義